心・感情

ネガティブな固定観念が自分を縛る

2014/08/01

 

ネガティブ思考が出てくるその根底の芯の部分には、自分がこうでなくてはいけないという思い込みがあります。そのまわりに様々なネガティブ思考が渦巻いているような感じです。

「〇〇でなくてはいけない」と思ったことは、実際にそのとおりになるとは限りません。そして、そうならなかった時に苦しみ、緊張感、落ち込み、悩みがひどくなります。そうすると、余計に心の力は落ちてしまい、物事がうまくいかなくなり、ネガティブ思考がさらに活発化します。

反対にそのコアの思い込みがなければ、それに関するネガティブ思考は起こってきません。

社会が複雑になればなるほど、精神的な問題が起きるように思われるのは、個人に対しての要求があまりに大きくなることに関係があると思います。このような要求は、「〇〇でなくてはいけない」という気持ちを強くします。

家庭での育ち方も、やはり固定観念に影響します。どのような「〇〇でなくてはいけない」というメッセージを受けてきたか、考えてみてください。

ネガティブな思い込みを書き出してみましょう。それらは人生において本当に大切なものですか?必要でないものは削除しましょう。このように書き出すこと自体、自分の意識に「私はこんなことを信じていたのだ」とはっきり知らせ、そのことから自由になる第一歩となります。

知らないと、無意識下で私たちを知らない間にコントロールする大きな力となります。「なぜ私はこんなにネガティブに考えるのだろう?」と自分の心が得体の知れないものに思えたりします。

一般的に、「〇〇でなくてはいけない」という考えが少なければ少ないほど、心は楽になり、喜びも感じやすくなります。日本はかなりルールに厳しく、細かいところにこだわりがある文化のため、そのせいか、日本人は緊張感が強かったり、落ち込みやすい傾向があります。

例えば「完全でなくてはいけない」「間違ってはいけない」などという強い思い込みがあったら、どんな気分がしますか?体はどんなふうに感じますか?

緊張してくると思います。このようにして自己を追いやってしまうと同時に、完全に、と考えたからといって、うまくいくとは限りません。反対に緊張しすぎて失敗することもあるでしょう。また、失敗しない人はいないですから、最初から不可能なことを要求しているわけです。

こうでなくてはいけない、ということは、まず自分の心身の健康にかかわるような本当に大切なことにするといいですね。例えば、自分や他人を傷つけない、規則的な生活をする、きちんとした食事をし、運動する、などです。このようなことは変えないほうがいいですね。

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プロフィール
羽鳥美香
羽鳥美香
カウンセリング心理学修士号、アメリカ、カリフォルニア州のサイコセラピスト(心理療法士)免許(MFT)を持つ。オンライン(スカイプ・メール)/電話をメインとしたセラピー、コンサルテーションを行っている。
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