心・感情

ネガティブ思考を止める1つのテクニック

2014/08/15

1. ネガティブ思考とは?

ネガティブ/否定的な考えが止まらない、ということは誰にでもあることです。

とりわけ感情が不安定な時、落ち込んでいたり、もともと不安が強かったりすると、ネガティブ思考が大きな川の流れのように押し寄せて、止められないかのようです。

すべての思考が完全にポジティブな人はいませんし、そのようにめざす必要もありません。でも、あまりにネガティブになって、何もできなくなったり、日常生活に支障をきたすようになったら、これは解決策が必要です。ここでは自分でできる簡単なテクニックをご紹介しましょう。

ネガティブな思考とは何でしょうか?ここでは自分が生き生きとした生活をするのを阻む思考のことをいいます。多少ぐちをいって楽になり、すぐに終わってしまう一時的なものではありません。「こんなつらいことがあった」と話すことをネガティブといいません。

ネガティブ思考はある意味で中毒のようなものです。事実、何回も繰り返された思考は、脳にパターンをつくるということは科学的にわかっています。でも考え方を変えて、有益な考え方を繰り返し行えば、今度はそれが脳に刻まれ、新たなパターンになるのです。

2. ネガティブ思考にストップをかけてみよう

自分をどんどん追いつめるような思考を始めた時、気に,しすぎていることで、明らかに不安がつのっている時、そのような時には、はっきりと、”ストップ”をかけてみましょう。

車を運転していて、このまま走り続けたい、と思っていても、交通ルールを守る気持ちから、ストップサイン(止まれのサイン)を見たら、普通は止まります。

それと同じように、ネガティブな考えに流されていると思ったら、ストップをかけましょう。ただやめるのです。エンジンをきってしまうのです。はっきりと”ストップ!”と心に大きな声でいって、自分の目の前に”ストップ!”という大きな標識を想像してみてください。このまま走り続けてはよくないですよ、という心へのメッセージです。視覚的な想像は大変効果があるものです。そしてネガティブな思考のエンジンをきったところを想像してみてください。ここで少し時間をとって深呼吸をいくつかして心をリセットしましょう。

ネガティブ街道を間違って走ってしまったら、ユーターンすればいいという感覚です。あまりに単純な方法と感じるかもしれませんが、これも癖にして辛抱強く続けると結構うまくいきます。

3. 自分の思考に気づき、観察する

思考にコントロールされている状態から、少しずつ自分の思考に気づき、観察する力を養えば、ネガティブな状態は少なくなっていきます。

しかし気づかなければ、そのまま流されていきます。

水がちょろちょろ流れているのと、怒涛のように流れているのと勢いに差があるように、早いうちに気づけば気づくほど止めやすいのです。雑草も小さいうちは抜きやすいですが、大きくなると、根をしっかり張っているので、抜くのに一苦労します。それと同じです。

自分の心を観察するということは、自分の心の束縛から自由になるということです。最初は慣れなくてすぐに感情やネガティブ思考にのまれていってしまうかもしれませんが、この観察眼というのは、繰り返せば繰り返すほど強くなっていきますので、あきらめないでください。

4. どうしてもネガティブ思考を止められない時には?

精神的に苦しく、どうしても思考・感情のコントロールが難しいという場合があります。それは、心の症状が大きかったり、トラウマがあるなど、簡単に思考を変えられない、止められない状態です。そのような場合には、サイコセラピー(心理療法)/カウンセリングなどで、心のワークをして、自分の気持ちを受け入れてあげるとよい効果があるでしょう。心の問題がもとになってネガティブ思考が出ているわけですから、それを解決すれば、思考も自然と前向きなものに変わってきます。ネガティブな思考がすぐに止められなくて気分がよくならなくても、がっかりする必要はありません。

参考記事:
自己嫌悪を克服するための考え方
感情を手放せない理由
トラウマが心に与える影響
緊張感を解き、心をリラックスさせる方法

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羽鳥美香
羽鳥美香
カウンセリング心理学修士号、アメリカ、カリフォルニア州のサイコセラピスト(心理療法士)免許(MFT)を持つ。オンライン(スカイプ・メール)/電話をメインとしたセラピー、コンサルテーションを行っている。
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