気・体

リンパの流れをよくするお湯飲み法で、心と体を楽にする

2017/03/20

 

リンパの流れと体・心

今回は、私自身の健康維持にとても役立っているアーユルベーダ (インド医学) の方法をご紹介します。場合によっては、花粉症や鼻炎がやわらいだり、気分が楽になるかもしれません。

その方法とは、お湯を飲んでリンパの流れを改善することです。

リンパといってもリンパ腺がはれた時にその存在に気づく程度で、あまりピンとこない方が多いかもしれません。リンパマッサージを受けたことがあれば「この気持ちよさがリンパがよく流れている状態なんだな」とわかります。でもそれ以外の時には、リンパにあまり注意を向けることがないのではないでしょうか。

人間の体の中で細胞から老廃物を取り除き、免疫を高めるのに大切な働きをしているのがリンパです。そう聞くと、この機能が弱ると体全体に悪い影響がありそうなのは容易に推測できますね。リンパが停滞すれば、気分もなんとなくすっきりしないかもしれません。

リンパはストレスや偏った食事などで滞るといわれていますが、もう一つの大きな理由は水分不足だそうです。それなら、水分を補給することがリンパの流れをよくするのに役立つと思い至るでしょう。

ただ、水分補給でリンパの滞りを改善するには、冷たい水ではなく、お湯でなくてはだめなのです。それはやってみると差が出るのでわかります。

お湯のみ法のやり方

あっけないくらい簡単です。お湯を一日中10分から15分おきに少しずつ飲むのです。これだけです。とにかく一日お湯だけ飲んでみるとよい、と言われています。他の飲み物を飲まず、お湯だけ飲んでみてください。食べ物などの制限はありません。

調べるとアーユルベーダのこのお湯飲み法には、いろいろなバリエーションがあるようです。しかし、私が参考にした記事には、お湯の沸かし方や温度に特に規定はありません (参照元: “The Miracle of Lymph” John Douillard「リンパの驚異」ジョン・ドゥイヤー)。ドクター・ジョン・ドゥイヤーはアメリカでのアーユルベーダの第一人者ですので、ここでは深く憶測せず、単にお湯を飲むという方法をご紹介しています。私自身、この方法で大きな効果があったので、一般的にはこれでいいのではないかと思うのです。

お湯飲み法での体験

私がこの方法を初めて試した時は、結構大きなインパクトがありました。特に鼻腔が開く感があり、それと同時に、体の中がお湯につかっているようなほんわかした気持ちになりました。そして、こんな味のないものをもっともっと欲しがっている自分がいました。このような状態になるのは、それまで体が渇いた状態であった証拠のようです。

続けていくと、はっきりしたうるおい効果がありました。私は慢性的に唇が乾くことが多く、東洋医学の医師たちに「水分が足らない」と長年言われ続けていたのです。しかし、相当水を飲んでも (少しずつ飲んでも) 治らず、どうしたら体に吸収されやすいように水分補給していいかわかりませんでした。

このお湯のみ法で唇の乾きがなくなり、乾いてしまった時でも少しお湯を飲めば普通の状態に簡単に戻るようになりました。以前の状態から見たら、信じられないほどの効果です。ですから、この方法で水分が体に吸収されやすくなる、というのは実感できました。

お湯を飲むことで、体全体でリンパが動いている、流れている、という感覚がします。それと同時に気持ちも落ち着きます。もちろんこれは私個人の体験なので人によって効果には違いがあるでしょう。

この方法を始めてから、他の飲み物をそれほどほしいと思わなくなりました。お湯を飲むと気分がいいので、お湯でいい、と思ってしまうのです。

現在私はお湯だけでなく、お茶も飲みます。でも体の渇きが少なくなってきたのか、そのようなやり方でも十分効果があるようになりました。

寒い日は特にお湯がいい感じがしますが、夏でも結構良い効果があることもあります。というのは、夏、体の表面が熱くても、体の内部が冷えているということもあるからです。特に夏の暑さで気が頭の方に上がると、顔のあたりでリンパの流れが滞り、苦しくなります(これは私の個人的な感覚ですが)。それを夏の暑い日、お湯がリンパを流し楽にしてくれることもありました。

あまりぬるいお湯では効果はそれほど感じられません。熱すぎない程度のお湯がよいようです。ですので、いつも水筒に熱いお湯を入れておいて、そこから少しずつコップに次いで飲んでいます。10分とか15分など時間を見ながらではなく、私の場合、日常では、とにかくできるだけ頻繁に少しずつ飲んでいます。

以上、私の体験はあくまでも個人的なものですので、参考程度にとどめ、興味がありましたら、ご自分のやりやすいようにやってみてください。

終わりに

ストレスや心理的・感情的問題が体の症状に現れることも多いものです。特に感情が高ぶると、リンパの流れが悪くなる感じがあります。誰でも「感情がもやもやしてすっきりしない」という経験があるでしょう。この感覚には、リンパの滞りの影響があるように私には思われます。

リンパの流れをよくするとトラウマが解消されるとか、感情問題が解決するというのではありません。しかし、ストレスの多い時に、身体面から苦しみを軽減することも必要なのではないか、と思います。

セラピーで心のワークを行っている場合でも、日常生活で体の使い方に注意してもらうことがあります。感情を開放するワークをするかたわら、体を動かしたり、気やリンパの流れをよくしたりすることが苦しい感情解消の相乗効果になるからです。


参考記事:
腹式呼吸で気分を改善する
緊張感を解き、心をリラックスさせる方法
トラウマが心に与える影響

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mhatori

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  1. Y より:

    今日、3/23木曜日、この記事を読ませていただきました。
    あくまでも個人的な感想とありましたが、私も、なんとなく、自分にも効きそうな、感じるところがあったので、さっそく、いまから、水筒にお湯を入れて、ちょびちょびと、飲んでいってみたいと思いました。
    ひとつの、とても、助けになるかもしれない提案をしてくださって、ありがとうございます。

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プロフィール
羽鳥美香
羽鳥美香
カウンセリング心理学修士号、アメリカ、カリフォルニア州のサイコセラピスト(心理療法士)免許(MFT)を持つ。オンライン(スカイプ・メール)/電話をメインとしたセラピー、コンサルテーションを行っている。
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