スピリチュアル メンタルヘルス

不安・心配を祈りに変える

2014/08/18

不安な時、いろいろな思いが心をよぎります。不安をしずめるのは容易ではありません。

心配に思ったからといって、何が変わるわけでもないのに、不安をつのらせるような思考が次々と起こり、止まらなくなることもあります。

ネガティブになりたくないのに、どうしても前向きに考えられない、恐怖感が襲ってくる、などという時には、その不安な考えを祈りに変えてみたらいかがでしょうか。

祈りの効用

祈りに関しては、今までに欧米で多くの研究がなされ、よい効果のあるとされています。
そして、なにより、祈ること自体が、私たちに精神的な安らぎを与えてくれます。

どのように祈るか、ということは問題ではなく、場所も、宗教も関係ありません。

はじめにこのことを思いついたのは、薬物依存時に数回襲われるなど、重いトラウマを持ったアメリカ人クライアントとのセラピーにおいてです。

彼女はものすごい緊張感・不安感と常に戦っており、ひんぱんに最悪の状況のイメージが思い浮かんだり、悪いことがこれから起こるような思考で頭がいっぱいになります。悪夢を見ない夜はありませんでした。心の支えが必要でした。

そこで私は「そのような考えが起こったら、そのまま考え続けずにすぐにそれを祈りに変えてみてください。そしてよいことがおきるようなイメージを想像してください」と彼女にいいました。

最終的に、彼女のトラウマはEFTなどをメインにしたセラピーで解消されたのですが、その間、このような祈りは、苦しみを和らげる彼女の友となりました。

不安な思いを祈りに変える

具体的には、
1. 「悪いことが起きるのでは」などの思考やイメージが出てきた時に、まずその思考が、基本的に自分のトラウマや感情問題から来ているものとはっきり認識します。

2. そしてそのまま考え続けずに、「すべて滞りなく、安全に物事がはこびますように」「守ってください」などの祈りに変えます。

3. 自分が守られている、安全な様子を心にありありと描きます。

親が子供を心配する、または心配しすぎる、などということもよくあります。子供にとって、心配が逆効果だったり、息苦しく感じる時があります。そのような時も、親御さんが心配するかわりに、お子さんのために祈りとよい心のイメージをつくりだすといいと思います。

どうしても自信がなく、自分の悪いところばかり考えているよりも、「自信が持てますように」「よいほうへ変わっていきますように」などと考えると、心が素直になっていきます。

祈りはよい想念となってなんらかのポジティブな影響を与えてくれます。
不安で不安で仕方なく、何もできない、考えれば考えるほど、不安がつのり、さらに悪循環に陥るという状況が和らぎます。

よい思考としての祈り

ネガティブな考えに圧倒されて、残念ながらポジティブな方向に持っていくことができない、というような時も自分を責めたりする必要はありません。

自分でポジティブに考えられなくても、小さな自我から少し自由になり、それよりも「大きな何か」に、祈りを通してゆだねること自体が、安心感につながっていきます。

それが神仏などの存在ではなく、真我、ハイヤー・セルフなど、自分に内在している自我を超越したものと考えてもいいでしょう。また、そのような概念的なことはいっさい考えず、ただ祈るのもすばらしいことだと思います。

日本では、祈るという日常的習慣がありません。これは少し残念なことだと思います。日本以外の多くの国々では、祈りは特別なものではありません。個人的には、祈りは、宗教などに限らず、私たちの心を自然によい方向へもっていく思考方法の一つでもある、と考えています。

大切なのは、行き詰った時でも、何かできることがある、ということです。ぜひ試してみてください。

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プロフィール
羽鳥美香
羽鳥美香
カウンセリング心理学修士号、アメリカ、カリフォルニア州のサイコセラピスト(心理療法士)免許(MFT)を持つ。オンライン(スカイプ・メール)/電話をメインとしたセラピー、コンサルテーションを行っている。
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