家族関係・対人関係

効果的なコミュニケーション2–わかってもらいやすい言い方

2018/11/04

まず自分が落ち着く

相手に伝えたい大切なことがある時、まず自分が落ち着く必要があります。落ち着けば、感情的にならなくてすみます。

嫌な調子で話を始めたら、もうすでに理解される勝算は低いと思ってよいでしょう。言われる内容よりも、言い方に相手の反応が行ってしまうからです。つまり、「生理的に嫌!」という拒否反応を作り出し、「受け付けたくない」と相手に強固に思わせてしまうかもしれないからです。また、相手が受け入れる態勢でないのに、ごり押ししようとすると、逆効果になりますので、「引く」ことも必要な時があります。

大切なことを伝えるためのタイミング

相手が疲れている時、忙しい時に、シリアスな話をしようとするとなかなかうまくいきません。相手にストレスがあるのに、こちらがそのストレスをさらに強くしてしまうと、良い結果にならないのは目に見えています。

自分の都合で言いたいことを言おうとするよりも、相手が聞いてくれそうな時を選ぶ必要があります。その時期がくるのに、かなり待たなくてはいけないかもしれません。しかし、「だめもと」で言ってしまい、関係を悪化させるよりも、時期を待つ方が多くの場合ベターでしょう。基本的に、「だめもと」的に勢いをつけて言いたい時は、すでにかなり衝動的・感情的になっていることが多いと思います。

また、機会を待っている間に、相手との関係に変化が起こることもありますから、自然の流れに委ねるとよいこともあります。

言い方を変えるのは「トレーニング」

このような効果的なコミュニケーションの仕方は、少し訓練がいります。何回でも失敗しながらできるようになっていくことが多いものです。

干渉の多い親にはっきりいう姿勢をつくる、夫婦間でのネガティブなパターンを変えるなどは、セラピーでもかなり頻繁に取り扱う問題です。まず自分が感情的にならない、感情的な言い合いにまきこまれないようにする、ということは、地道な努力を要するワークです。すぐにできるようになる人はほとんどいません。

しかし、できるようになってくると、とても達成感があるものです。相手との関係も、ずっと風通しの良いもの、適切な距離感のあるものに変わってくることも少なくありません。このようにして、よいバウンダリーが築けていけます。

相手への「リスペクト」

人との関係での問題には、いろんな要素があり、自分の側で変えたからといって、関係がすべて改善するとはかぎりません。そのため、カップル・セラピーや家族セラピーは、双方がそれぞれパターンを変えるように努力することで、効果を出していくのです。

しかし、自分でやれることをまずやってみるということはとても有意義なことと思います。特に、他人とのバウンダリーがはっきりしなく、自己があいまいになってしまう人には大切です。

真の自分になるためには 3ー境界線をクリアにし、ネガティブなパターンを克服する

思い出すとよいのは「リスペクト」。どれだけ相手に怒りがある状態でも、人としてのリスペクトをその人に持ちながら、自分の主張をするとよいと思います。逆にこれがないと、コミュニケーションが成功するのは、難しいかもしれません。

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プロフィール
羽鳥美香

羽鳥美香
カウンセリング心理学修士号、アメリカ、カリフォルニア州のサイコセラピスト(心理療法士)免許(MFT)を持つ。オンライン(スカイプ・メール)/電話をメインとしたセラピー、コンサルテーションを行っている。
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