スピリチュアル 心・感情

真の自分になるためには 1

2017/09/18

現在の心の状態が、「自分」ではありません。思考、感情は絶え間なく変化しているものです。長期間にわたって苦しい感情を抱えていたり、頻繁に暗い気持ちになったりすると、それを「私」と感じ、「自分が嫌い」「自分の心を見たくない」という方向に考えが行ってしまうことがあります。

しかし、これらの思考・感情は、心の表面を去来している雲のようなものにすぎません。

雲が太陽を覆っているからといって、太陽が消滅したでしょうか。

太陽は隠れているだけですね。

それと同じで、ありのままの自分は、様々な思い、自己イメージ、記憶を超えたところにあります。

そして、誰にでも「純粋な自己」が存在します。

長く苦しんでいると、それが自分と感じられたり、その状態が永遠に続くように思われたりしがちです。

確かに、二週間くらい悪い天候が続くと、いつ天気になるのだろうか、本当に晴れの日はくるのだろうか、とさえ思えてきます。しかし、私たちは太陽の存在を信じていますから、「晴れの日がめぐってくるだろう」と思うことができます。

それと同様に、どんなに長く苦しい感情が心を覆っていたとしても、自分らしく生きられなかった年月が長かったとしても、過去に何をしたかにも関係ありません。自分自身の光のような、「純粋な自己」は存在します。

セラピーで感情を開放し、手放していくと、心を覆っていた雲が消えていきます。すると、自分らしさ、あたたかさ、愛といったものが自然ににじみ出てきて、もともと自分に備わっていたのだとわかります。

多くの人が、自分を見たくない、こわい、わからない、と感じていますが、それはこの雲のような感情・思考を自分と思い、それのみにフォーカスしているからです。

反対に、自分に元来備わっている純粋な自己にフォーカスし、それが自分の存在を照らしていると考えると、心は安らかになっていきます。

自分を信じてください、とセラピーでいうことがありますが、それは暗雲のような偽りの自分ではなく、この光のような純粋の自己としての自分を信じるということであり、自分を癒す力もそこにあります。

これは単に耳障りのいい言葉ではなく、私の臨床経験、瞑想経験から、このようなものが人間にはあるとはっきり感じられるからです。このような心の浄化力、治癒力があるからこそ、セラピーでの癒しが可能になるのです。

すぐにこのようなことが信じられなくても、人生には必ず純粋な自分を感じた瞬間があるはずです。人間の記憶は選択的なもので、強い印象のものをよく覚えている傾向がありますから、忘れているだけです。実際に、セラピーで感情が解き放たれた時、多くの人は何か神聖なもの、純粋なもの、愛のようなものを感じます。

上記の写真を見て、黒い雲が自分と思いがっかりしたら、心が暗くなるでしょう。それだけではなく、さらなる暗雲を作り出してしまうかもしれません。

反対に、まだ雲はあっても、その雲の裂け目に垣間見える美しい光を自分と思ったら、希望を感じるでしょう。

癒しの過程にある時、このように心をもっていき、拠り所とするといいと思います。


参考記事:
自分を責めない思考方法
自分を裁かない
自分に帰る静かな時間を持つ
人生の大きな流れにゆだねる
今「ある」自分を受け入れ、いつくしみ、前に進む
腹式呼吸で気分を改善する
気分改善のためのアドバイス

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プロフィール
羽鳥美香

羽鳥美香
カウンセリング心理学修士号、アメリカ、カリフォルニア州のサイコセラピスト(心理療法士)免許(MFT)を持つ。オンライン(スカイプ・メール)/電話をメインとしたセラピー、コンサルテーションを行っている。
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