スピリチュアル 心・感情

真の自分になるためには 2ー心の断捨離

2017/10/03

心の不安、恐れ、怒り、トラウマ・・・、このようなものは、人を「その人らしく」することを阻みます。

嫉妬心、後悔の念、劣等感は、自らに備わっている生き生きとしたエネルギーを枯渇して、私たちの心を委縮させてしまいます。

これらはいらないものであり、持ち続ける必要のないものです。誰もが経験する感情ですので、人によっては「持っていて当然だ」という人もいます。

しかし、それは少し違うと思います。確かに、これらの感情を感じたことのない人はいないでしょう。人生は経験であり、経験は感情を生みます。そして、感情を否定してはいけません。でも、感情を感じることと、持ち続けることは違うのです。

持ち続ければ、持ち続けるほど心の容量をとられますから、心を使用できる範囲が狭くなります。これが感情問題によって行動が狭まり、精神的な消耗が強まる理由です。

切符を買って、電車に乗っても、切符を持っているのは乗車区間の時間のみです。終わったら手放してしまいます。ですから後に残りません。もし自分の使った切符をすべて集めたとしたら、部屋にいっぱいたまってしまいます。

感情も同じように、期間限定で感じて、終わった後に手放せたらよいのですが、なかなかそうはいかないものです。そして長引けば長引くほど心に支障をきたします。

現在感情問題や、心の症状がある人だけでなく、誰の心の中でも、過去、現在、未来へのいろいろな感情が層のように織りなして、心を狭めています。なぜなら、感情をリリース(開放)するのはそれほど容易ではないからです。これらの思いは心を「○○でなくてはいけない」と条件づけ、縛ります。そうすると、新鮮な気持ちを瞬間ごとに感じることができなくなっていきます。

いらないものをなくしていくと、心の委縮がとれて、生き生きとしてきます。

つまりいらないものをそぎ落としていけば、真の「自分」が現れてくるのです。ですから、心のワーク―つまり感情問題を解決すること―を忘れず、諦めてはいけないと思うのです。

彫刻家がただの木のかたまりから仏像を彫っていくように、いらないものをのけたところに、美しい自分の姿があります。

感情や苦しみが心に強く刻まれると、強力なネガティブ・パターンとなり、思考で変えようとしても困難となります。それを開放していくのがセラピーですので、次第にいらないものがなくなり、なくなればなくなるほど、自分らしさと自信が出てきます。いらないものに使われていたエネルギーが戻ってくるので、パワーがわいてきます。

真の自己は、いろんな観念やイメージで塗り固め、構築したものではなく、不要なものをそぎ取ったところに輝いています。

自分に足りないものがある、といつも「足し算」で足していこうと考えていると、不安が大きくなります。しかし、「いらないものを捨てたところに本当の自分は生き生きと輝いている」と引き算で考えると、気分が楽になります。

だからといって人間の成長や進歩を否定しているわけではありません。逆に不要なものをなくすからこそ、心にゆとりが生まれ、そこから自分の成長の方向性や創造力が見えてくるのです。

委縮した、がんじがらめの心のまま、成長しよう、変わろう、と思っても、意欲もなかなか出ません。また、心の容量不足で力がないため、変化は困難であることが多く、かえって挫折感を大きくすることも多いのです。


参考記事:
自分を責めない思考方法
自分を裁かない
自分に帰る静かな時間を持つ
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気分改善のためのアドバイス

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プロフィール
羽鳥美香

羽鳥美香
カウンセリング心理学修士号、アメリカ、カリフォルニア州のサイコセラピスト(心理療法士)免許(MFT)を持つ。オンライン(スカイプ・メール)/電話をメインとしたセラピー、コンサルテーションを行っている。
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