心・感情

自分のパターンを知ることで、縛りを解く

2014/08/29

自分の言動を理解する

誰でも「どうして自分はこのような行動するのだろう、考え方をするのだろう?」と思うことがあります。

パターンの多くは環境や出来事でつくられます。

親から受け継いだ感情の表現の仕方や考え方のパターン。トラウマから形成された感情的リアクションのパターン。人生の出来事や人間関係で心に取り込んだ考え方。このようなことで、私たちの行動・考えのかなりの部分が決まってきます。

そして、長く続けば続くほどパターンは強化されます。

自分のパターンを知ることは、そのパターンから自由になることです。
単なるパターンであることを知らないと、逃れられないもののように思ってしまいます。

パターンは自分ではない、変えられるもの

心理療法やカウンセリングを始めると、パターンがどのようにつくられたかわかると同時に、それを変えることができるとわかってきます。すると、今までの行動が、機械のように自動的な反応かのように思われてきます。

パターン=自分のアイデンティティと考えると、いくら嫌いなパターンでも、どこかで「変えたくない。変えられない」という思い込みからなかなか抜けられません。そのため自分も嫌いになってしまい、それを避けるために、パターンを見つめることを避けてしまうかもしれません。ですから、パターンを「自分」と思い込まず、自分に付着したもののように客観的に考えると、気分が楽になります。

固定観念やネガティブな感情もパターンを作る

例えば異性との関係のパターンです。同じようなつらいパターンが続く場合、異性に対して自分がどのように考えているかを知ると、パターンを変えるきっかけとなります。

「男性は(女性は)〇〇である」などという思い込みがあります。思い込みで、自然とその思い込んでいるタイプの人をひきつける、またはそのような人に引き寄せられる傾向になっていきます。この思い込みは無意識のものかもしれません。この考え方を変える、または決め付けずにオープンな気持ちでいると、出会う人も変わってきます。

異性との関係のパターンの例では、DVがあります。暴力をふるう男性に無意識にひかれたり、続けてそのような人と恋愛関係になるようなパターンです。

育った家庭で暴力が日常化していたりしていると、このようなパターンがつくられることがあります。その場合、心の中に「暴力は当たり前。女性は耐えるしかない」などのような無意識の思い込みが存在していることが大変多いです。

このような思い込みがあると、それに対応した人がひきよせられたり、そのような人にひきつけられたりします。

怒りのパターンも怒りをひきつけることが多いようです。「怒り」が主要な精神的問題の人は、怒りをさらに増長させるかのような状況にまきこまれることがよくあります。

パターンを変えるワーク

人生の中で起こることのすべてが心のパターンによるものではありませんが、自分のパターンを深く見つめることで、自分に起こってくることをより溶液な方向に変えることは可能です。

例えば、いつも女性に裏切られる、という場合。
1. その男性がどのような心理的状況で同じようなタイプの女性にひかれるのか探る
2. 女性に対する考えを探る
3. これからどのような女性とどのような関係を築きたいのかはっきりさせる

などというセラピーのワークでパターンに変化が生まれてきます。なぜなら、無意識の思い込みはとてもパワフルに私たちの生活をコントロールするからです。

結果として、パターンを見つめるということは、パターンに縛られている自分を開放することでもあります。

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プロフィール
羽鳥美香
羽鳥美香
カウンセリング心理学修士号、アメリカ、カリフォルニア州のサイコセラピスト(心理療法士)免許(MFT)を持つ。オンライン(スカイプ・メール)/電話をメインとしたセラピー、コンサルテーションを行っている。
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