気・体

運動は不安、うつ、パニックなど、あらゆる精神的悩みに効果的

2014/06/22

うつや不安など、嫌な気分を改善したい・・・。
そのような時に忘れてはいけないのが、運動する、体を動かすということです。

運動と精神症状については、アメリカで大変多くの研究がなされ、その有効性が立証されています。うつ症状には抗うつ剤よりも、運動の方が有効だという研究結果もあります。
もちろん運動だけですべての症状がなくなるというのではありませんが、とてもよいサポートになるのです。

ですから、セラピストになる訓練時にも、セラピーで精神症状を解消していくと同時に、クライアントに運動をすすめることが基本中の基本であることを叩きこまれました。

私たちは悩みがあると、そのことを延々と考え続けます。そしてなかなか気分を切り替えられません。ネガティブな気分が切り替えられないと、その状態が長く続いていくことになり、うつ症状などになっていくこともあります。ですから、「切り替える」ということがとても大事になってくるのです。運動するということは、この気分の切り替えに大変有効です。

運動するとどのようなよい事が起きる可能性があるでしょうか?
1. 血行がよくなる
2. うつを緩和する可能性がある、良い脳内化学物質 (神経伝達物質、エンドルフィン) が放出される
3. うつを悪化させる免疫系の化学物質の削減
4. 体温が上昇する

心配・暗い気持ち・不安にある意味のみこまれてしまうと、楽しい気分や満ち足りた気分があることを忘れてしまいます。体を動かす気分にならないことも多いでしょう。

しかしここで体を動かすことが気分を変えるきっかけになることを思い出す必要があります。

運動で血行がよくなると気分も変わります。思いつめていた気持ちが和らいだり、暗い気分が明るくなることもあります。

気をつけなくてはいけないのは、「運動というのはこうでなければいけない」という思い込みを捨てることです。時間があまりにもかかったり、環境的に無理なことをやろうとする必要はありません。

「運動するなら〇〇をやりたいが、できる状況にない。だから運動しない。できない」という閉鎖的な考え方に陥っている人が意外に多いのです。〇〇分やらないと意味がない、と決めつける考え方で、結局できなくなってしまうこともあります。少しでもやったほうがいいのですから、このような考え方はマイナスです。

まず目標を、「体を動かすことで気分転換する」ということに定めましょう。そして、自分の負担にならずに毎日できる方法を考えてみましょう。

この「何ができるかな?」と考えることは大切です。というのは精神的悩みがあると、上記のパターンのように、できない、無理だという理由づけをするような方向に、考えがいきがちです。そこで、何か方法があるはず、できるに違いない、という具合に考えのパターンを変えることは、意味のあることです。

家でできる運動はたくさんあります。難しいことを習う必要もありません。

あるクライアントは「頭にくることがあると掃除をします。そのあとは家もきれいになって気分がいいです」といっていました。このように怒りのエネルギーを、掃除で体を動かすことに転換するのもいいですね。

続けるこつは
1. 無理のない方法を選ぶ
2. 短い時間から始める
3. やる頻度・時間帯を決める

そして一度決めたら、あまり深く考えずに、やること。歯を磨いたり、顔を洗ったりするようにやりましょう。起床後すぐにやるとか、寝る前にやるとか、日常のリズムの中に組み込むと続けやすいです。やるものと決まっている、と思えるように習慣づけるとうまくいきます。

気分が重い、欝っぽいという時には、体調がゆるすなら、どちらかというと速い動きのほうが効果があります。歩くなら少し速めに歩いてみるなどしてみましょう。速い動きをしている間は、悩んでいる余裕はありません。

5分でもできたら成功と思い、続けてみませんか?そこから徐々に時間をのばしていけばいいのです。

 

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プロフィール
羽鳥美香
羽鳥美香
カウンセリング心理学修士号、アメリカ、カリフォルニア州のサイコセラピスト(心理療法士)免許(MFT)を持つ。オンライン(スカイプ・メール)/電話をメインとしたセラピー、コンサルテーションを行っている。
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