セラピー(心理療法)とカウンセリングの違い
サイコセラピーは心の療法、つまり心理療法、精神療法と訳されているものです。カウンセリングとという言葉も、このサイコセラピーの意味で使われることもありますが、カウンセリングには様々な種類があり、すべてが心の症状を軽減を目的としているわけではありません。また、話す、という意味合いが強くなるのもカウンセリングの特徴です。一方でセラピーは療法という意味なので、治癒を目的とするもので、サイコ(サイコロジーの語幹で、心・精神)がつけば、サイコセラピー、つまり心の療法となり、それ以外は体の療法となります。
ちなみにアメリカでは、サイコセラピーという名称を使えるのは、正式に情緒障害の知識を持ち、病名診断ができるサイコセラピスト免許を持った者に限られます。同地では、うつ、不安症状などで、まず行くのが多くの場合サイコセラピストで、セラピーで心の回復を試みます。