心を開く
苦しいこと、悲しいことがあると、心を閉ざしてしまいがちです。
また、緊張感が大きくなったり、パニックになったりすると、視野がせばまる感覚があることがあります。トンネルの中に入っているような感覚です。まわりがよく見えない、同じようなネガティブなことしか考えられない、概して狭い場所からしか物事を見れないような感じです。
私たちは自分の経験と感情という「フィルター」を通して物事を見ます。幸福なときはすべてが輝いて見えますし、不幸なときは同じものを見ても、無意味なもの、つまらないものに思えます。しかし、それは私たちの「フィルター」によって違って見えているだけです。
気分が落ち込んでいる間は、よいもの、美しいものになかなか目が向きません。そんな時でも、「人生は何もいいことがない。真っ暗な闇のようだ」と完全に思いこんでしまわないようにしましょう。
現在のものの見方や考え方が、今の感情やトラウマによって色づけされているということを忘れないで下さい。
物事は変化します。暗い状態が永遠に続くと信じ込んでしまうと、その変化が遠のいてしまうことがあります。よいチャンスや助けが目の前にあっても、見えなかったり、気づかなかったりしてしまうのです。ある意味で暗い気持ちを引き止めてしまう結果になってしまったりします。
人生にはよいこともあれば、悪いこともあります。どのような時にどのようなことが起こるかは、誰もわかりません。苦しいときは「これからまたどんなに苦しいことがおきるだろうか」と考えがちです。しかし、突然よいことが起きることもあるのです。
今の状態を嫌わずに、少しだけでもいいですから、心をオープンにしてみましょう。心を閉ざせば、自分が傷つくのを多少避けられるかもしれませんが、よいことも入ってこない可能性があります。
気分は変わるものです。暗い気分が続き、パターン化していると、すぐには変わらないかもしれませんが、少しずつ変わることはできます。体のリハビリがあるように、心には心理療法という方法があります。継続して心の訓練をすることで、心のパターンも変わってきます。










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